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はい!「リー」でございます~名古屋・栄の焼酎バーから~

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Barでの出来事、バーマンの気持ち、お酒の紹介など・・・

龍泉 二〇一一年『初蒸留』 蔵出し原酒

今日の名古屋は雪かみぞれかもって予報でしたが太陽も出てすっかり雪も溶けましたね。やはり太陽を浴びたほうが活力が出るような気がします。

今日は先日に入荷をお伝えした泡盛を紹介。

龍泉 二〇一一年『初蒸留』 蔵出し原酒
  龍泉酒造(沖縄本島・名護市 Alc44%)

龍泉 二〇一一年『初蒸留』 蔵出し原酒_e0139318_14284632.jpg


「通常杜氏しか飲めない泡盛をそのまま出荷することはできないか?」という素朴な疑問から生まれた一年に一度だけ毎年一月に本数限定で出荷される『初蒸留』蔵出し原酒シリーズの龍泉バージョン。

通常、出来上がった泡盛は3ヶ月~一年ほど貯蔵し濾過を施し、香り・味わいが落ち着いてから出荷される。

が、この龍泉二〇一一年『初蒸留』蔵出し原酒は出来上がったばかりをそのまま瓶詰め。従来杜氏しか知りえなかった味わいを堪能でき、「今年のはこういう仕上がりになった」なんて杜氏気分になって愉しむことができる。

裏ラベルにはこう記されている。
「気温の変化により高級脂肪酸(白い浮遊物)が生じますが健康上、害はありません。安心してお召し上がりください。」

どういうことかというと・・・

龍泉 二〇一一年『初蒸留』 蔵出し原酒_e0139318_151473.jpg


お分かりになるだろうか?この濁り具合。私はこの濁りを見てワクワクしたのだが。この白い浮遊物の中にどれほどの旨みが隠されているのかと。(知らなければクレームがきてもおかしくないほどの濁り具合です)

開栓したばかりの今はまだまだ猫をかぶったようにおとなしい。これが空気に触れ日が経つにつれ少しずつ様々な味わいの花を開かせ変化していくはずだ。昨年もそうだったように。おとなしい現時点でも水を一滴垂らすちょtっとした刺激ひとつで別の味わいの花を開いてくれる。今でも十分美味しいがこれがもっと美味しくなるとしたらどうだろう。ワクワクせずにはいられない。これが泡盛の面白いところで醍醐味のひとつであり多くのお客様が泡盛に魅せられる要因のひとつなんじゃないだろうか。

香り控えめで舌先にもそれほど味、刺激を感じさせない。喉に通した後にトロリとした穀物の旨み、そして少しプレーンのヨーグルトっぽい酸味が全体を引き締めている。甘・辛・酸のバランスが既に一体化している。でもこれから変化していくだろうという期待を抱かせる味わい。

月一回ほど飲んで変化を愉しむことをオススメします。変化が分かると泡盛を飲む楽しみがまたひとつ増えるから。

年一回の限定泡盛“龍泉 蔵出し原酒”ぜひご賞味あれ。

幸せの第一歩は笑顔から。
本日も笑顔で皆様をお迎えします。

本日はお読みくださりありがとうございました。
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by shouchuubar-lis | 2011-01-18 15:25 | 琉球泡盛

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