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はい!「リー」でございます~名古屋・栄の焼酎バーから~

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Barでの出来事、バーマンの気持ち、お酒の紹介など・・・

焼酎の飲み方・愉しみ方(13)

 なんだかんだと気づけば前回の焼酎の飲み方・愉しみ方から2週間近くも開いてしまった。楽しみにしていた方もおられるようでそういった方々には大変申し訳なく思っている。ではお湯割りの愉しみ方を。


お湯割を愉しむと言ったって単純に飲むだけなのだが、少しだけ飲むときに感じてもらいたいことがある。最初は頭を使いながら飲むことになるが慣れてくれば自然と感じられるようになるはずだ。


前にも書いたがお湯割りを作った時は最初から適温よりもちょっと熱い位がいい。ここからが少しだけ感じるポイントを覚えていてほしい。まず香り。やはりロックや水割りにはない香りがお湯割りにはある。これもお湯割りの魅力のひとつ。馴染みがないとこの香りがダメという方もいる。もしこの香りだけで判断してお湯割りは苦手という方にはちょっと不恰好だが鼻をつまんで香りを嗅がずに一度飲んで欲しい。香りと味わいは似ていても香り無しだと飲める方が結構多い。味わいが美味しいと感じれば徐々に香りも気にならなくなる。気にならなくなると香りがないと物足りなささえ覚え始める、不思議なものだ。



最初にひと口含んだとき、このときがベストのあじわいが出るようにしなくてもいい。少々熱くてまだあまり味わいが出てないくらいのほうが後々愉しめる。以前にも書いたようにお湯という刺激で焼酎の中の様々な香味成分が目を覚ますわけだが人間と同じで皆がいっせいに目を覚ますわけではない。寝坊助な奴も当然いる。時間の経過と共に起き始める奴が出てきたり、温度が下がることで舌がそういった成分を拾い始めたりする。ひと口ひと口に変化していく味わいを愉しめる。少しだけ今までよりその辺りを敏感に感じるようにしてみるとよりいっそうお湯割りを美味しく思うようになるはず。いつもそんな飲み方してたら疲れる。確かにそうだ。でも大丈夫、すぐに慣れて何も考えなくても感じられるようになるから。


お湯割の温度が徐々に下がってきて自分でここが一番美味しいと思えるポイントを見つけてしまおう。それまでに一杯を飲みきってしまえばいつも美味しいお湯割りを愉しむことができる。


もし酒を飲むことに癒しを求めるなら、私は芋焼酎のお湯割りをオススメする。あれほどホッとしてまったりできるものはそうそう無い。特にこれからの季節のお湯割りは良い。体も心も温めてくれるから・・・



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by shouchuubar-lis | 2009-10-18 17:19 | 焼酎の飲み方・愉しみ方

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