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はい!「リー」でございます~名古屋・栄の焼酎バーから~

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Barでの出来事、バーマンの気持ち、お酒の紹介など・・・

焼酎の飲み方・愉しみ方(9)

 巷では「ハイボール」が流行っているようだが焼酎もソーダで割って飲むことができる。「それって酎ハイじゃない?」と言われてしまうのもなんなのでやはり敢えて「焼酎ソーダ割り」もしくは「焼酎ソーダ」と呼びたい。最初の1杯目に喉を潤すためのビール代わりに良いし、ちょっと口直しに炭酸ガスの清涼感を愉しむのも良い。季節を問わずに愉しめるが特に夏のまだ明るい夕方なんかに飲む「焼酎ソーダ」もなかなか乙なものだ。炭酸の清涼感がほてった体を鎮めてくれる。



ただ焼酎だったら何でもいいのか?というとそういうわけでもない。この辺の銘柄の選別が難しい。まず、いも焼酎だが基本的にはお勧めしない。「焼酎ソーダ」のキーは清涼感。芋焼酎では清涼感とまでは行かないことが多い。さつま芋と炭酸ガスはあまり相性がよくないように思う。芋焼酎でも合うものが無いわけではないがやはり銘柄の選別が難しい。もし芋焼酎をソーダで割るならさっぱりとした軽めのものが良いだろう。



「焼酎ソーダ」をするなら麦焼酎もしくは黒糖焼酎が良い。麦ならば麦の香りが豊かなタイプよりさっぱりとした味わいのタイプや樽で寝かせたほんのり琥珀色のついたタイプがソーダ割りに合う。黒糖焼酎ならばこれもまた芳醇な黒糖の風味が効いたタイプよりは軽やかなほんのりと黒糖の風味が効いたタイプのほうが好相性。好みもあるだろうがまずこれらのタイプなら喉越しよく愉しめるはずだ。


作り方だがソーダに含まれるガスを活かしたい。まず大きめのグラスに氷を入れまず焼酎を注ぎ、そしてソーダを氷に当てないようにグラスと氷の間を狙って静かに注ぐ。こうすれば自然と焼酎とソーダが混ざり合い、軽くステアするだけで混ざる。バースプーンやマドラーで混ぜるときは下から上へ軽くマドラーを動かす。1・2回で充分。あまりやり過ぎるとガスが抜けてしまう。逆にガスがきつくてガスを減らしたければステアの回数を増やすといい。



味わいを求めるならば焼酎1:ソーダ2で、喉越しを求めるならば焼酎1:ソーダ2.5~3くらいの割合がいいだろう。その辺は気分やシチュエーションに合わせて愉しもう。銘柄もいろいろ試してみるのもいい。意外な発見があるはずだ。



とりあえずビールが飲みたい、だけど医者からビールを控えなさいと言われている方も少なくないはず。でもあの炭酸の清涼感は欲しい。そういった方には「焼酎ソーダ」がお勧め、特に麦焼酎のソーダ割が。ぜひ試していただきたい。




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by shouchuubar-lis | 2009-09-25 14:07 | 焼酎の飲み方・愉しみ方

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